2009年12月12日

チェンジリング

B002AD9ENEチェンジリング [DVD]
ジェネオン・ユニバーサル 2009-07-17

by G-Tools

クリント・イーストウッドの映画はいつも不快な思いをさせられる。だから観なきゃいいんだけどダーティハリーとかの時代のイーストウッドが好きだったんでなんか観ちゃうんだよなー。
今回も観ておもいっきり不快にさせられた。
イーストウッド映画の不快な部分は、8割の人が正しいと思えることを、その人たちを感動させるため、いい映画だって思わせるために、残りの2割をあっさり切っちゃうこと。その2割を平気で足で踏んじゃうところなんだな。あとあと感動させるために、わざわざ不快な世界に観客を陥れようとすることだと思う。だけど彼は、私はマイノリティのことをわかってるんだよ、理解してるんだよって、ものすごい高いところから言っちゃうところがワタクシの不快の極みなのである。それがすごく見え見えでイヤな部分なんだけど、世間一般の8割の人が対象だから、ひとつのニュースソースだけの情報を得て、それですべて知ったぞって思っちゃってるような人には絶賛を受けるのである。今回もそんな映画。
アンジェリーナ・ジョリーはすごくいい演技しているんだけどねー。だから余計になんか・・・・・・ね。

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